AでもなくWでもなく

PMO (Project Management Office)をしています。カイゼン・ジャーニー推進と日々思っていることを書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

【感想】カイゼン・ジャーニーは特異分岐点だった。

カイゼン・ジャーニーは、特異分岐点の力があると思う。勝手に思っている。絶対。

平成が終わる前に読み直してそう思った。


自分は、会社でPMOをしています。PMOは、主にプロジェクトの支援を行なっています。※他社のPMOの役割と違うかも。支援といっても、火消しをやったり、レビューしたり、育成や教育を担うこともあります。部署の影響もあるけど、プロジェクトが上手く行くなら、なんでも行う”何でも屋“です。その姿勢で日々向き合っています。

開発から離れているし、実際、アジャイル開発をしていないけど、カイゼン・ジャーニーに邂逅し、感想や心に突き刺さったセリフを書いていきたいと思います。


★プロローグ


主人公江島がウラットさんの抗議中、七里の言い分を聞こうと思っているところが特によかった。やりとりを読むとこんなチームにしたいと思った。


★第01話  会社を出ていく前にやっておくべきこと

入社してから、一人で動くことが多かった。

自分も同じ、客先常駐で頑張っていた頃を思い出して、ここで一気には引き込まれた。

ある人との小さな出会いが、僕の人生を大きく曲げることになるなんて。

自分にとっての出会いは、カイゼン・ジャーニーでした。人でなくて書籍だけどね。それまでだと買うまで、とても時間が掛かっていた。本屋に何度通って、レビューや書評などを調べてから、購入の決断するという流れだった。でもカイゼン・ジャーニーは違っていた。2018年のデブサミ夏に参加することになってから書籍を知った、その日の帰りにブックファースト新宿に寄って、一番下にあった1版を即購入。読書会にもすぐ申し込んだ。


読書会の後、市谷さんと新井さんにサインしていただき、とてもうれしかった。その夜は興奮して寝れなかったほど。

以前の自分からは考えられないこと。今も自分の行動にびっくりしている。

読む前から何か引き込まれる要素を感じていたと思っている。

そのため、

カイゼン・ジャーニーは、”特異分岐点“の力があると思っています。


発刊から遅れて買うあたり、自分らしいけど。デブサミでなくてデブサミ夏で知るとかね…(説得力欠ける?)

「それで、あなたは何をしている人なんですか?」

このセリフは、とてもインパクトがあった。自分はすぐに答えられなかった。何にもしていない、何もできていない。ということがはっきりとわかった。それから考え方が変わり、色々な活動を始めるきっかけになりました。今後も問い続けていきたい。

会社のモニターに付箋紙を貼って意識するようにしている。効果抜群。

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第1話の感想でこんな感じに長くなるので少しずつ書いていきたいと思います。社内でも広めている最中なので、その感想も書きたいと思っています。

 

まとめ


カイゼン・ジャーニーは、人生を変えるきっかけになると思うほどの"特異分岐点の力"がある良書です。

自分のようにアジャイル開発じゃない人や開発にしていない人にも読んで欲しいと思います。おすすめです。

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

 

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